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>2013年Web版 CSR・社会環境報告書 | 日本製粉株式会社

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(1)

社 会 と 日 本 製 粉 ● 従 業 員 と の か か わ り

人材雇用

新卒・中途採用

 従業員の採用にあたって「素直さ」や「問題解決能力」な どのいくつかの特性を兼ね備えている人材を求めていま す。このため採用時の選考では、グループディスカッション や面接などを複数回設け、人物重視の選考プロセスにして います。

 また、近年では、雇用環境の流動化を背景に、中途採用 にも積極的に取り組み、社会の変化に対応できる柔軟な適 応力を持った多様な人材の確保に努めています。

働きやすい職場づくり

リフレッシュ休暇制度

 長期勤続の従業員を慰労するとともに心身の健康保持 増進を目的として、「リフレッシュ休暇制度」を設けていま す。勤続年数に応じて、以下のように休暇とリフレッシュ活 動支援の助成金を支給します。近年は制度が定着し、取得 率はほぼ100%で推移しています。今後も利用促進と充実 を図っていきます。

クラブ活動の支援

 当社では、事業場単位の文化・体育活動を支援していま す。各種クラブ活動、事業場レクリエーション大会、スポー ツ大 会、地 域の 祭りへ の 参加など、健 康 増 進、リフレッ シュ、社内外のコミュニケーションの向上を図っています。

育児休業・育児勤務制度

 少子化が進展するなか、当社は従業員の子育てを支援 するため「育 児 休 業・育 児 勤 務 制 度」を 設 けて いま す。 2012年度は全国で延べ21名が利用しました。

 東京労働局より次世代育成支援に取り組む認定企業と して、「くるみん」マークを取得しています。

■採用人数の推移

(単位:名)

新卒男性 新卒女性 中途男性 中途女性

0 20 40 60

2008 2009 2010 2011 2012(年度) 28

54

11 7 8

1

29 11 4 45

38 17 5 4 64

27 12 5 3 47

47 12 3 63

■雇用形態の内訳(2013年 3 月末現在)

契約従業員

112名

準社員 1名 契約スタッフ 56名 パートタイマー 55名

従業員

1,109名 合計

1,221名

■再雇用者人数の推移

年度 2008 2009 2010 2011 2012

人数 11 11 12 14 12

■リフレッシュ休暇制度内容

勤続年数(年) 休暇日数(日) 助成金(円)

10 3 30,000

20 4 40,000

30 5 70,000

■育児休業、育児勤務制度の一覧

●育児休業制度

● 出産する本人に対し、産前産後を通じ12週間の特別休暇(有給) ● 父母共に育児休業取得の場合、子が1歳2ヶ月に達するまでの1年間

休業可能

● 育児休業開始から5日目まで有給

● 配偶者の出産後8週間以内に父親が育児休業した場合には、再度育

児休業取得可能

● 配偶者が専業主婦(夫)でも育児休業取得可能 ●育児勤務制度

● 3歳までの子を養育している場合、配偶者が専業主婦(夫)でも5時

間、6時間、7時間の短時間勤務可能及び時間外、休日勤務の免除あり

● 3歳を超え小学校3年の学年末に達するまでの子を養育している場

合、配偶者が専業主婦(夫)でなければ、5時間、6時間、7時間の短時 間勤務可能及び時間外、休日勤務の免除あり

●その他

● 小学校就学前の子の看護休暇、子1人に付き5日、2人以上の場合は

(2)

社 会 と 日 本 製 粉 ● 従 業 員 と の か か わ り

教育・研修に関する考え方

教育研修の内容

 入社後は集合研修を行い、ビジネスマナーの再確認や仕 事の基本、当社の事業概要などを体系的に学びます。その 後、工場や研究所などでの現場研修を行い配属となります。  配属後は、OJT(職場の仕事を通じての能力開発)を中 心に、OFF-JT(集合研修)や自己啓発などでOJTを補完し ます。

 また、ビジネススクールへの派遣や海外留学なども取り 入れており、社員が自分のキャリア形成に応じてレベルや 内容を自由に選択することができます。

労働安全衛生活動

労働災害の状況

 安全管理体制の確立と安全対策の徹 底を図っていま す。2012年度は、休業を伴う災害が1件ありました。今後 も、事故防止のために、危険箇所のリストアップと設備改 善、安全教育を実施していきます。

安全衛生委員会の設置

 当社では、事業場ごとに事業場幹部や組合支部代表者で 構成する「安全衛生委員会」を月1回開催しています。  この委員会では、実際の労働災害事例を参考に対策に 取り組むなど労働災害の予防を図り、従業員の安全・健康 の保持増進に努めています。

労働組合

労使間の課題とその解決策検討の機関

 労使間の課題を解決する機関として「経営協議会」「運営 協議会」「就業効率向上委員会」を設置しています。「経営協 議会」は社長を議長として経営方針や経営状況について組 合協議員と意見交換を行います。また、「運営協議会」「就 業効率向上委員会」は事業場ごとに設置され、労働条件に 直結する事項の協議や就業効率の改善に向けた取り組み を行っています。

■研修内容(2012年度受講者数)

階層別研修

●新入社員研修(39名)

 会社の仕組みや意思決定の流れ、主な部署の業務内容など、日 常業務に必要な情報・知識の研修を実施しています。2006年度 からは、入社2年目にもフォローアップ研修を実施しています。

●中堅社員研修(31名)

 より高度な業務処理手法・考え方を身につけるための問題解決 型の研修を実施しています。

●副係長格研修(48名)

 副係長格昇格者を対象に、若手リーダーとしてチームを取りま とめるための意識改革や課題解決スキルを習得する研修を実 施しています。

●新任GM(上級管理者)層研修(15名)

 新任GM層を対象に、マーケティング・財務面について学び、経 営戦略的な思考を養う研修を実施しています。

スキルアップ研修

●タイムマネジメント研修(22名)

 競争環境が激化するなかで働く人の活力を維持し、企業競争力 を強化するためには、業務を効率化し長時間労働を改善するこ とが求められます。業務効率向上をめざしてタイムマネジメント 研修を実施しています。

●OJTリーダー研修(23名)

 新入社員の育成を担う若手社員を対象に、育成スキルのポイン トやマインドを修得するためOJTリーダー研修を実施してい ます。若いうちから指導力を磨くことは、個人としてのマネジメ ントスキル向上に役立ち、組織としての育成力の底上げにつな がります。

●部下育成研修(11名)

 部下を育成するための理論や実際の面接練習を実施しています。

●ファイナンス研修(11名)

 近年の環境変化によってますます重要性が増しているファイナ ンスについての研修を実施しています。

■全従業員に占める労働組合員数(出向者含む)

非組合員数 1,233名合 計 組合員数

(2013年 3 月末現在)

729名 (59.1%) 504名(40.9%)

■労働災害度数率・強度率の推移

年度 度数率※1 強度率※2

2008 0.00 0.00

2009 0.50 0.01

2010 0.97 0.01

2011 1.43 0.04

2012 0.48 0.01

(3)

第8回小学生パティシエ選手権に協賛

 2005年の第1回から「子どもたちに食育の機会をもっ てもらおう」との趣旨に賛同し、「小学生パティシエ選手 権」に協賛しています。

 選手権および、プレイベントの「キッズ食育体験フェス ティバル」で、多くの子どもたちが家族とともに「食」につい て関心を高め、理解を深めるお手伝いをしています。

各種スポーツ支援

 当社は、「食を通じて人々の健康に貢献する」という考え に基づき、スポーツ振興に努めることで、皆さまの健康づ くりを応援しています。スポーツイベントへの支援にも力 を入れており、2012年の「渋谷・Women’s Run」では、持 久力を必要とするアスリートのお食事にぴったりの「オー マイパスタ」を提供しました。

(社)栄養改善普及会の支援

 (社)栄養改善普及会の協賛会員として、「第49回食品と 栄養の移動教室」に協賛し、延べ2,215名の参加者に調理 実習などを体験していただきました。

 また、「第33回食物実技講習会」ではスポンジケーキの 調理実習を行い、47名の方が参加しました。

高校生スイーツ選手権に協賛

 「スイーツを通じて、全国の高校生たちに自己表現や、夢 の実現のチャンスを提供したい」との趣旨に賛同し、「貝印 全国高校生スイーツ選手権大会スイーツ甲子園」に協賛し ています。

 夢の実現に一歩近づいた高校生の未来を当社も応援し ています。

文化支援活動

「ルナ・フローラ展」

 (株)ジュンコ・フローラスクールでは、小麦粘土を使用し たアート作品「パンの花」の創作教室を運営しています。当 社は毎年全国5会場で開催される「ルナ・フローラ展」への 協賛などを行っています。

日本・トルコ協会/中近東文化センター

 当社は日本・トルコ協会の法人会員、(財)中近東文化セ ンターの賛助会員となっています。日本・トルコ協会主催の トルコ料理教室に協賛し、会場・食材の提供などの協力を し、トルコの食文化とのかかわりを通じて同国との交流を 深めています。また、(財)中近東文化センターについても、 その活動趣旨に賛同し、文化的貢献を通じ社会的責任を 果たすべく、同センターの活動を支援しています。

小学生パティシエ選手権

授賞式 がんばれ未来のパティシエ賞受賞作品

第2回 渋谷・Women’s Runに協賛

高校生スイーツ選手権

トルコ料理教室

(4)

 日本製粉では、グループ全体で環境マネジメントシステ ムを効率的に運用するため、「社会・環境委員会環境部会」 を設置しています。

 各事業場には事業場長を委員長とする「環境委員会」、 「省エネ委員会」を設置しています。

 国内の連結対象グループ会社31社では、環境担当者が 取り組みを推進しています。海外の連結対象製造・販売会 社6社についても環境部会が環境関連データを把握・管理 しています。

環境マネジメントの体制

 当社グループでは、環境方針や環境目標の遂行・達成状 況、法令の遵守、その他環境活動を把握し、環境マネジメン トシステムを円滑に運用するために、環境監査を実施して います。

 2012年度も、ISO14001内部監査研修を受けた本社 担当者がグループ会社の一部事業場の監査を実施し、環 境関連の苦情、事故はありませんでした。

環境監査

 環境保全活動全般の周知を図るため、社員教育の一環と して新入社員研修のなかで環境教育を実施しています。今 後も各種研修会を定期的に開催していきます。

環境教育

事業場 認証取得年月 登録番号

日本製粉中央研究所 1998年8月 JQA-EM6396 日本製粉千葉工場 2004年4月 JQA-EM3941

■ISO14001の認証取得状況

地 球 環 境 と 日 本 製 粉 ● 環 境 マ ネ ジメント

■環境マネジメント体制

(環境目標設定グループ会社と報告対象範囲)

監査役 取締役会

関連事業部

研究所

支店・営業所

工場

主管部署 社長

社会・環境委員会

環境部会 部会長:環境担当役員

社 名 部 門

日本製粉(株) 小麦粉・食品

製造部門

食品 製造部門

オフィス部門

ニップン商事(株)、(株)ニップン商事コーポレーション、 マスダヤフーズ(株)、丸七商事(株)、鈴木(株)、瑞穂食品(株)、 (株)ニップンインターナショナル、日本リッチ(株)、日本

デイリー ヘルス(株)、ニップンビジネスサポート(株)、 (株)ジャックス、(株)ジュンコ・フローラ・スクール、日本製

粉スポーツ事業(株)、ニップン不動産(株)、末広興業(株)、 (株)日本製粉システムセンター、(株)ファスマック、ニップンエ

ンジニアリング(株)、ニップンドーナツホールディングス(株)、 ニップンドーナツ(株)、ニップンドーナツ関西(株) 松 屋製粉(株)、オーマイ(株)、オーケー食品工 業(株)、 ニップン冷食(株)、エヌエフローズン(株)、(株)ファース トフーズ、(株)ファーストフーズ福島、(株)ファーストフー ズ名古屋、エヌピーエフジャパン(株)

※ニップンテクノクラスタ(株)は、2012年3月末に解散したため、対象範囲より削除しています。

グループ会社 (オフィス部門)

(5)

 当社グループでは、製品の安定供給を第一としながらも エネルギーの使用量を低減し、CO2の排出量を減らすよう

にさまざまな取り組みを実施しています。設備投資・改善 のほかにも従業員に省エネ活動を周知する対策なども進 めています。

工場での取り組み

 当社グループでは、オフィスの節電対策として電灯の間 引きや、パソコンの省エネ設定のほか、夏冬にはそれぞれ、 クールビズ・ウォームビズを取り入れ、冷暖房の設定温度 を抑制しています。また、社内イントラネットで従業員への 周知を図っています。

オフィスでの取り組み

 日本製粉グループは、エネルギーおよび資源の効率的な 使用を推進しています。研修会などを通じて、環境保全活 動への理解を深め、意識の向上を図るとともに、さらなる 省エネルギー対策を推進していきます。

地球温暖化防止に関する考え方

 当社は、食品卸業を営んでおり、多くの紙を使用します。 さらなるペーパーレス化を進めるため、会議はパソコン、プ ロジェクターで行っています。また、文書管理システムを導 入し、日報や報告書のペーパーレス化を図っています。  省エネ活動として、消灯やエアコンの設定温度の抑制に 取り組んでおり、2013年度は、営業活動の足となる営業車 のハイブリッド 車へ

の 切り替えを予定し ています。

鈴木株式会社 総務・経理課長

中村 茂

∼ペーパーレス化の推進∼

担 当 者

 当社は、そば粉やそばミックス粉などの製造・販売を行っ ています。製造設備に関しては、以前からエネルギーの無駄 削減を進めてきました。2012年度は照明の高効率化を図 り、製品倉庫の水銀灯と天井が高く交換しにくい低温倉庫 の蛍光 灯をLED照

明に更新しました。 その結果、CO2の排 出 量 を 年 間 約 10t-CO2削減でき ました。

 また、屋外に太陽 光 発 電 機 付自動 販 売 機 を 設 置し 省エ ネ活 動 を 推 進して います。

松屋製粉株式会社  総務部 総務課長

小湊康弘

∼照明の高効率化∼

担 当 者

 当社は、コンビニ向けの弁当などを製造・販売していま す。製造ラインは作業者が多く、省エネの大切さを伝えるの に苦慮しました。ひとりでも多くの作業者の理解がえられる ように、食堂にイラストとコメントを掲示しました。2012年 度は、省エネルギーセンターによる省エネ診断を受け、新た な切り口での省エネ活動につなげていく予定です。  今回、習志野工場に異動となりましたが、工場がかわって も引き続き省エネ活動に努めていきたいと思います。

株式会社ファーストフーズ 習志野工場 品質管理部

塩原由美子

(6)

 当社は、長距離トラック輸送から、CO2排出量の少ない

鉄道や船舶輸送へ転換する「モーダルシフト」にかねてか ら取り組んでおり、今後も幹線輸送などを中心として活動 していきます。また、2012年度も継続して、環境に優しい 鉄道貨物輸送を積極的に利用している「企業」に対して与 えられる「エコレールマーク」の認定を取得しています。  2012年度は、全輸送トンキロ※のうち3.8%が鉄道貨物

輸送でした。

モーダルシフトの推進と

 エコレールマークの認定

 日本製粉は、物流における環境負荷低減のため、効率的 な輸送の推進に取り組んでいます。今後も法規制を遵守し ながら、物流におけるエコノミーとエコロジーの両立をめ ざしていきます。

物流における環境負荷低減に関する考え方

 当社が製品輸送を委託している物流会社では、グリーン 経営の認証取得、エコドライブの励行、省燃費タイヤの装着 などによりトラックの燃費を着実に改善しています。改善活 動とあわせ、世界最高水準の厳しい自動車排出ガス規制で ある、「ポスト新長期規制※」に適合したトラックを積極的に

導入しています。また、小麦粉用タンクローリーの2012年 度の平均燃費は、2011年度比で1.3%向上(3.77km/ℓ⇒ 3.82km/ℓ)しました。

環境負荷低減の取り組み

 2012年度に新増設した神戸甲南工場は、品質・生 産性を向上させているばかりでなく、各種省エネルギ ー設備を導入し、地球温暖化防止にも対応した工場で す。(社会・環境報告書2013冊子版、特集 P4参照)

神戸甲南工場におけるCO

2

削減の取り組み

※ポスト新長期規制:主に新車のディーゼル車を対象とした窒素酸化物(NOX)、   粒子状物質(PM)の規制です。

※IE2:IEC(International Electrotechnical Commission 国際電気標準  会議)規格で規定されたモーターの効率レベルです。

※輸送トンキロ:1tの貨物を1km運んだ場合を1トンキロとしています。

取組企業の認定マーク

地 球 環 境 と 日 本 製 粉 ● 地 球 温暖 化防止 /物流における環 境 負荷低 減

省エネルギー型の

 室内コントロールシステム

 従業員の働きやすさにも配慮し、省エネルギー型の 室内コントロールシステムを導入しました。このシステ ムによって、温度や

湿 度 を自動 的に管 理 すること が で き ます。

高効率機器

 工場で使用する設備には、高効率な機器を採用しま した。高効率トランス、高効率モーター(効率レベル I E 2※相 当)を はじ

め、省エネルギー型 のコンプレッサーな どを導入し、CO2排

出 量 の 低 減 を 図っ ています。

電力使用量の見える化

 中央操作室には電力監視システムを導入し、リアル タイムでの電力の見える化を図っています。電力の使 用量および負荷の状況がわかりやすく表示すること で、設備関連の担当

(7)

ニップン四季の森の植樹祭

 日本製粉は、環境方針に基づき、地球上の生物多様性を 保全し、持続可能な利用を推進するために「生物多様性に 関する基本方針」を定めています。

生物多様性に関する基本方針

1.事業活動が生物多様性に与える影響を把握し、 その影響を軽減するため継続的に努力します。 2.商品・サービスのライフサイクルに着目した、省

資源、省エネルギー、3R(リデュース・リユース・ リサイクル)を継続的に推進します。

3.NGO/NPO、教育・研究機関、地方自治体等と のコミュニケーションの拡充とその活動の支援 に努めます。

4.生物多様性への取り組みに関する情報の適切な 発信共有を図ります。

生物多様性に関する基本方針

2010年6月制定

 当社は、JA全農あきたと米粉用米の栽培契約を締結し ています。これを機に、JA全農あきたが米粉用米を低農薬 で栽培することに賛同し、収穫した米を購入して、グリーン 調達の推進を図っています。

 2012年度もJA全農秋田管内のJAあきたふるさとおよ び農家の皆さまと、田んぼの生きもの調査を行いました。

水田における生物多様性調査

 当社は、冷凍食品(パスタ)の紙トレーにPEFC認証紙※1

を使用しており、2013年6月末現在、45アイテムになりま した。

 また、社内報や「社会・環境報告書」などの定期刊行物に FSC認証紙※2を使用しています。

 今後も森林管理保全につながるよう取り組みを推進し ていきます。

森林認証紙の使用

田んぼの生きもの調査

※1:PEFC認証紙:国際NGOのPEFC(Programme for the Endorsement of Forest Certification)評議会が適切に管理された木材・木材製品であると認証 した紙です。

※2:F SC 認 証 紙:国 際 的 な会 員 制 非 営 利 組 織 の FS C(F orest Stewardship Council:森林管理協議会)が、適切に管理された木材・木材製品であると認証した 紙です。

 当社とニップン不動産(株)は、2011年度より地元関連 団体の協力のもと、北海道深川市にあるニップン不動産 (株)所有の遊休地を「ニップン四季の森」として整備・開放 するプロジェクトを行っています。プロジェクトがスタート して2年目の2012年10月に地域住民の方々にも参加い ただき植樹祭を開催しました。

 植樹祭を通してより多くの住民の皆さまに「ニップン四 季の森」に親しんでいただくとともに、地域のさらなる緑化 推進や地域交流に貢献していく予定です。

地 球 環 境 と 日 本 製 粉 ● 生 物 多 様 性 保 全 へ の 対 応

植樹祭

(8)

廃棄物等の再資源化率向上に向けた取り組み

 食品リサイクル法の再生利用等の優先順位に基づき、食 品廃棄物等の飼料・肥料への再生利用を推進しています。 食品リサイクル法の業種別の目標は、食品製造業の場合、 2012年度に85%以上です。2012年度の当社の再生利 用等実施率※は、99.0%となり目標を達成しました。

食品リサイクル法の取り組み

 日本製粉グループは、廃棄物等の減量および再資源化を 推進し、ゴミゼロをめざしています。廃棄物等総排出量の 多い動植物性残さなどを適正に処理するとともに、最終処 分量の削減に取り組んでいます。

廃棄物等の削減に関する考え方

 当社グループの各事業場では、廃棄物を適正に再資源化 できる処理業者の選定と廃棄物等の分別処理の徹底を 行っています。

 2012年度は、当社グループにおいて次の事業場がゼロ エミッション※を 達 成しました。(廃 棄 物 等 総 排 出 量 が

100t/年以上)

■ゼロエミッション達成事業場

 2012年度は廃棄商品削減のため、在庫圧縮や賞味期限 管理の強化に努めました。オールインコスト※は、60百万

円減の167百万円となりました。

※オールインコスト:廃棄商品の原価や処理費用から受取保険金や他社求償額を控除 したものです。

商品廃棄のオールインコスト

 「容器包装リサイクル法」の再商品化義務を履行するた め、指定法人である(財)日本容器協会に再商品化を委託し ています。

容器包装の再商品化

■当社における再商品化義務量の推移 容器包装の区分

ガラスビン(輸入パスタソース、オリーブ オイル、健康食品などの容器)

紙およびプラスチック容器

2011 2012

68 38

589 686 (単位:t)

■当社における再生利用等実施率の推移

再生利用等実施率

2010 2011

99.0

2009

99.0

2008

99.0 99.3

2012 99.0 (単位:%)

その年度の(発生抑制量+再生利用量+熱回収量×0.95+減量量) その年度の(発生抑制量+再生量)

※再生利用等実施率:以下の計算式で算出され、業種ごとに目標値が定められています。 ■2012年度廃棄物等総排出量の内訳

対象:日本製粉(株)、ニップン冷食(株)、オーマイ(株) ( )は2011年度実績

動植物性残さ

67.6%(67.2%)

金属くず

3.1%(3.8%) 3.4%(3.2%)廃プラスチック類

その他

3.5%(3.6%)

紙くず

22.5%(22.2%)

廃棄物等 総排出量 9,055t (9,362t)

地 球 環 境 と 日 本 製 粉 ● 廃 棄 物 等 総 排 出 量・最 終 処 分 量 の 削 減

※ゼロエミッション:当社グループでは「最終的に埋め立て処分とした廃棄物の比率1% 未満」としています。

日本製粉(株) 松屋製粉(株) オーマイ(株) オーケー食品工業(株)

(株)ファーストフーズ (株)ファーストフーズ名古屋

横浜・千葉・竜ヶ崎・神戸甲南 全事業場(上三川)

社名 事業場

全事業場(厚木・加古川) 全事業場(甘木・太刀洗) ニップン冷食(株) 全事業場(竜ヶ崎)

全事業場(伊勢崎) エヌエフフローズン(株)

八王子・武蔵・沼津・習志野

(9)

表 彰

 日本製粉の環境方針である、「商品開発、技術開発にお いて環境との調和に配慮します。」を踏まえ、商品を提供す るにあたり、品質を第一としながらも次の定義を定めてい ます。

商品の環境配慮に関する考え方

 日本製粉グループは、企業活動に起因する環境問題など を防止するため、日頃から環境保全に対する取り組みを 行っています。万一問題が発生した場合には、迅速で適切 な処置をとるとともに、情報を公表し被害を最小限にとど めるように努めます。

環境リスク管理に関する考え方

 大気汚染、騒音、水質汚濁防止において、当社グループで はそれぞれ環境負荷を把握し対応しています。また、化学 物質管理においてもPRTR法※2の対象物質は適正な処理

を実施しています。

※2 PRTR法:PRTRはPollutant Release and Transfer Registerの略で、指定化学        物質の環境への排出量・移動量の届出を義務付ける法律です。

環境リスク低減のための取り組み

環境配慮商品の定義

●省エネルギーや省資源に寄与する商品 ●再資源化が容易な商品

●生物多様性の保全につながる商品

具体的な取り組みは、次の通りです。

●家庭での調理の際に要するエネルギーの省力化を図り ます。

●包装資材は、軽量化や廃棄処理による環境負荷が軽減 できる仕様で設計します。

●製品製造時における、原材料や包装資材の廃棄リスク の軽減をめざします。

 千葉工場と㈱ニップンロジス、楠原輸送㈱は、「ちば環境 再生基金」の趣旨に賛同し、2006年から寄付を行ってお り、同委員会長から感謝状を贈呈されました。

 「ちば環境再生基金」は、「環境づくり日本一の千葉県」を めざして、ふるさと千葉の自然の保全と再生を進めていま す。この基金は、地域の環境再生活動や環境上の課題解決 への助成などに利用されます。

 当工場では、アクション会議を実施しCO2削減や紙の使 用量削減に取り組んでおり、今後もさらにPDCAをまわして 環境保全活動に寄与する改善努力を実施していきます。

千葉工場 製粉チーム

南部光世

ちば環境再生推進 委員会から感謝状 ●水性印刷によるVOC削減

 油性印刷は有機溶剤を多量に使用し、その有機溶剤を 乾燥させる過程では大気汚染の原因となる物質「VOC※1

を排出してしまいます。

 「オーマイ 伝説の唐揚げ粉」と「オーマイ 伝説の唐揚げ 粉 にんにく風 味」は、水性 印刷を 使 用したことにより、 VOCの低減を図りました。今後も水性印刷の使用を拡大 していきます。

※1 VOC(Volatile Organic Compounds):トルエン、キシレンなどの揮発性有機化 合物の略です。

オーマイ 伝説の唐揚げ粉 にんにく風味 オーマイ 伝説の唐揚げ粉

地 球 環 境 と 日 本 製 粉 ● 商 品 の 環 境 配 慮

(10)

地 球 環 境 と 日 本 製 粉 ● 環 境 会 計

 日本製粉グループでは、環境負荷の低減とコスト削減を図るツールとして、環境会計を取り入れ、より効率的かつ効果的な環境保 全活動を行うことをめざしています。

環境会計

集計範囲:日本製粉(株)、ニップン冷食(株)、オーマイ(株) 対象期間:2012年4月1日∼2013年3月31日

参考ガイドライン:環境省「環境会計ガイドライン2005年版」 2012年度の実績

■環境保全コスト

■環境保全効果

■環境保全対策に伴う経済効果

分 類 2012年度の主な取り組み内容 2011年度 2012年度 前期との差

投資 費用 投資 費用 投資 費用 事業エリア内コスト 34,589 206,545 17,195 -34,652

公害防止コスト 投資 騒音防止設備の設置 8,788 39,980 3,882 -1,628

費用 排水処理設備の維持管理費用 地球環境保全

コスト 投資 制御変更による省エネルギー化

※1 ※3

25,801 60,888 13,313 -9,448

費用 コジェネリース料、高圧エアー関連改善費用※1

資源循環コスト 費用 廃棄物分別・委託処理費用※2 105,677 -23,576

上・下流コスト 費用 再商品化委託料金など − 86,390 − 59,311

管理活動コスト 費用 環境委員会、環境教育に伴う費用 28,978 27,910 25,528 2,931

研究開発コスト 費用 環境負荷低減の研究に伴う費用 − 14,112 − 504

社会活動コスト 費用 環境研究会参加費用、環境団体への寄付金 − 2,288 − 1,956

環境損傷対応コスト 集計対象となるコストはありません − − 17,394 241,197

4,906 41,608

12,488 70,336

− 129,253 − 27,079 3,450 24,979 − 13,608 − 332

− − − −

合 計 20,844 307,195 63,567 337,245 42,723 30,050

(単位:千円)

分 類 環境パフォーマンス指標 単位 2011年度 2012年度 前期との差

事業活動に投入する資源に 関する効果

総エネルギー投入量(原油換算) kℓ 38,178 -328

水資源投入量 万m3 42 -3

事業活動から排出する環境負荷 および廃棄物に関する効果

温室効果ガス排出量 t-CO2 85,531 7,771

廃棄物等総排出量 t 9,055 -307

廃棄物最終処分量 t 116 -44

再資源化率 % 98.7%

38,506 44 77,760 9,362 159

98.3 0.0

効果の内容 2011年度 2012年度 備  考

収 益 有価物売却益 31,977 当該年度における有価物売却益

前年度に対する削減金額

費用節減 電力料金低減額など 21,868 クラフト袋購入費用低減など 7,942

合 計 61,787

29,204 20,798 1,081 51,083

(単位:千円) 2012年度の主な取り組み事項

  ※1:各工場で省エネ機器の導入や設備の制御見直しなどによる電力使用量低減を図りました。   ※2:廃棄物等の再資源化率向上、委託・分別料金の低減を図りました。

  ※3:神戸甲南工場の新増設に伴い投資費用が増加しました。 計算基礎

  1.減価償却費は償却期間を3年として計算しています。

  2.経済効果は積み上げで計算しています。また、設備から生じる効果は償却期間(3年)にわたって計上しています。   3.金額は切捨、金額以外については四捨五入しています。(文中も同様)

※3

表 彰 日本製粉の環境方針である、「商品開発、技術開発において環境との調和に配慮します。」を踏まえ、商品を提供するにあたり、品質を第一としながらも次の定義を定めています。商品の環境配慮に関する考え方  日本製粉グループは、企業活動に起因する環境問題などを防止するため、日頃から環境保全に対する取り組みを行っています。万一問題が発生した場合には、迅速で適切な処置をとるとともに、情報を公表し被害を最小限にとどめるように努めます。環境リスク管理に関する考え方 大気汚染、騒音、水質汚濁防止において、当社グループではそ

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